資格の難易度
転職をする時、履歴書に資格を記入する場合に悩むのが「この資格は転職先と関係はないが、記入したほうが良いのだろうか?」ということだ。一言で資格といっても様々なものがあり、資格は大まかに3つに分類される。国家資格、公的資格、民間資格だ。
国家資格は国が試験を主催し、合格者を国が決める。医師や弁護士、看護師や美容師、調理師や教師などがこれにあたる。なんとなくわかるだろうが、この資格を取得していないとつけない職業である業務独占資格でもある。比較的難易度は高く、特に医師や弁護士は最難関だと言われている。それに次いで難しいのは気象予報士や建築士などが上げられる。国が認めている資格なので社会的な信用度も高く、一度取得してしまえばずっと有効なので持っているととても心強いものだと思いう。
そして公的資格だが、これは国家資格と民間資格の間に位置するものである。民間の団体が実施して国が資格を認めるもので、一定の信頼性があり、履歴書に書いても評価の対象となるそうだ。秘書検定や簿記、英検などがこれに該当する。難易度は国家試験よりは低いが、それでも自分で勉強して対策しないと合格は難しいだろう。
そして民間資格は民間の団体が実施して資格を交付するものである。知名度は様々だが、手話技能検定やフードコーディネーター、臨床心理士などはわりと有名だと思う。多種多様な資格があるのであまり知られていないものを取得して履歴書に書いても評価に繋がらないこともあるので、自分の教養を深めたり充実させるものと捉えるのがいいかもしれない。難易度もその資格によって様々である。
転職する時、履歴書に資格を記入する際に参考にしてほしい。